在宅ワークと内職もよく混同されますが、この2つの違いは何なのでしょうか?昔からある内職と混同している人は多いのではないでしょうか。
この2つは全くの別物になります。
どちらも、家計を助ける副収入的存在として人気のあるものですが、内職は家内労働法によって、一部を除き、特殊の業種に定められているのです。「在宅ワーク」とは別に「内職」という働き方は、「家内労働」と呼ばれています。
こちらは、内職を斡旋する会社に登録するので、どちらかというと雇用されて働くスタイルに近く、「家内労働法」によって労働者は保護されています。内職の場合、報酬は工賃という言葉で呼ばれますが、最低工賃も各都道府県ごとに特定の設定があり、管轄の労働基準局で確認ができます。
但し、最近インターネット上では「ネット内職」という言葉も多くみられます。
「ネット内職」というのは、いわゆる「ネットでお小遣い稼ぎ」と謳われてるようなもので、広告メールなどを受信してポイントを貯めたり、メールで送られて来たアンケートに回答してポイントを貯めたり、換金したり、また、自分のブログ、ホームページに広告を貼り付けて報酬を得る「アフィリエイト」などがそれに当たります。
ポイントメールやアンケート回答では、頑張ってもお小遣い程度にしかなりませんが、「アフィリエイト」の場合は、高収入を得て、それで生活している方もいます。いずれにしろ、「在宅ワーク」も「内職」も主婦や学生、会社員が自宅で行っている「副業」と、とらえることができるでしょう。