文章を書くのが好き!という人は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
ライターってどんなお仕事?
一口にライターといっても様々なお仕事があります。
ライターといえば、雑誌に載せる文章を書く人のイメージで考えられる人も多いと思いますが、現在はWEBやブログ、メールマガジンライターの需要が増えているようです。また、いわゆる「コピーライター」など広告の宣伝文を書く人、ゲームのストーリーや脚本を書く「シナリオライター」、更には小説家、エッセイストなどもライターと呼べます。つまり、ライターと一口にいっても何を書くライターなのかということによって、必要な能力は違ってきます。
作家とライターの違い
どちらも「文章を書いて対価を得る」職業であり、その意味では「作家」と「ライター」に厳密な区分はありません。しかし、一般的なイメージとしては、小説にせよノンフィクションにせよ、「自分で選んだテーマで一定のボリュームの原稿を書く」のが作家で、「与えられたテーマで比較的短い文をたくさん書く」のがライター…と言えるでしょう。
ライターになるためには
「ライターの資質」「絶対に必要なスキル」なんてものはありません。とりあえず日本語が書ければ、誰でもなれます。最近では「国語的、文的的に正しい文章」だけが「まともな文章」ではありません。それどころか、「国語的、文法的に正しい文章」というものの概念すら大きく変化しつつあります。結局は、世の中に受け入れられる文章…が書ければばよいわけです。
・・・とは言っても、共通するのは、まず基本的な日本語力、そして、ひとりよがりな文章にならないように、客観的に自分の文章を分析できる能力が必要になってきます。「文章が書けること」が最も重要な能力・条件となりますし、まともな文章のかけない人はライターになれない…という部分もあります。
また取り上げるテーマについての十分な知識も必要になってきます。またコピーライターなど商業的な文章を書く場合は、より人を惹きつけるような文章を書く力も要求されます。ライターになるためには特別な資格が必要なわけではありませんが、本格的にライターを目指すならば、正しい日本語の表現、書き方や、ライティング技術に関する勉強はきちんとしておいたほうがよいでしょう。
ライターを職業としたい…という人もいるかもしれません。ただなるだけなら、これは簡単な話です。名刺を作って肩書きに「ライター」と入れた瞬間から、あなたはライターです。しかし、仕事を貰うことはそれほど簡単ではありません。ましてや、職業として食べて行くのは、非常に大変です。
ライティング初心者には・・・
「経験はないけど、ライターの仕事をやってみたい」という人に、比較的オススメなのが、WEBやブログのライターです。WEBやブログのライティングの場合、特に最近はSEO(検索エンジン最適化)を意識した原稿を作成することが多く、その場合は、ある特定のキーワードを散りばめた文章を作成することが必要になってきます。そうなると文章の質よりも、そのキーワードをどれだけ配置したかが重要視されてくるため、ある意味、初心者でもとっつきやすいということになります。
実際SOHO求人情報を見ても「ある特定のキーワードを入れた文章を書いてもらいます」というWEB・ブログライターの募集記事を時々見かけます。ただ、そういったお仕事は、雑誌などのライティングに比べると、報酬はかなり安いと考えたほうがよいでしょう。しかし、まずはライターとしての実績を積みたいのならば、そういったところから始めていくというのも良いと思います。最近はWEBライティングやライター関係の本もけっこう出ていますので、本を読むだけでもどんどんスキルアップが可能です。