在宅ワークといえば
主婦の在宅ワーカーには根強いデータ入力を連想する方が多いことでしょう。
データ入力は在宅ワークの中でも初めて行う人にとっては最も無難な仕事で比較的初心者向きといっていいでしょう。しかし、お金をもらって仕事をするのですから、当然プロ意識が必要です。いい加減な気持ちで始めるべきではありません。
また、一口にデータ入力といっても実は様々なものがあります。
1.べた入力
文字を打ち込むだけの単純作業なので、レイアウトの必要な文書入力よりは単価は安くなります。それなりに稼ぐためには速く正確に打てなければなりません。レイアウトは関係なくひたすら文字のみを打っていきます。クライアントから送られてくる原稿をもとに、単純にテキストを入力していく仕事です。この文字データをもとに、あとでレイアウト担当の人がレイアウトを組んでいきます。
2.データ入力
入力だけではなく、エクセルやアクセスなどのソフトに対する知識も必要です。アンケート結果や名簿や様々なリストなどのデータを主にエクセルやアクセスなどのソフトを使って打ち込んでいく仕事です。
3.文書作成
資料やマニュアルなどの文書を作成します。エクセル、ワード、一太郎などのソフトを使用するので、ソフトに対する知識も必要です。作成した文書はそのまま印刷されたり、PDF化されたりします。文字を打つだけではなく、表、画像、グラフなどレイアウトをする場合もあります。クライアントに提出する資料作成などグラフを作成したり、統計を出したりしますので、エクセルに対する知識がかなり必要になってきます。
いずれも仕様書やマニュアルがあったりしますので忠実に従って入力していく必要があります。わからないところは、自分勝手にやらずに必ず問い合わせましょう。
データ入力というのは単価がそれほど高くないので、数をこなさないとなかなかそれなりの収入にはなりません。この仕事で成功するためには、まずは速く入力できなければなりません。
自分の実力がどのくらいなのか客観的に知りたいという方はデータ入力診断テストのサービスもあります。自分の実力の目安をつけるのに参考にはなるかもしれませんね。
また、エクセルやワード、一太郎などのソフトを使いこなすことができれば、より単価の高い仕事を請けることができます。
また、クライアントから定期的に一定量の仕事が来ればよいのですが、なかなかそういうところには巡り合えないと思うので、安定した収入を望む人は一箇所だけではなく、何箇所かと契約しておくとよいでしょう。